FC2ブログ

ESSのトラップに注意

本日午後

かなり以前 私が病院勤務時両側ESSをさせていただいたものの

多発性のポリープが再発 

鼻呼吸困難と嗅覚障害を生じた患者さまの

ESSを施行させていただきました。

2回目の手術ですので 基本的な骨壁はすでに開放してあり

ポリープ病変を切除後 開放不十分な部分を開放することを心がけました。

そこに トラップが二つありました。

一つは 後部篩骨洞外側壁の骨欠損と眼科内容の露出

シェーバーで切除しそうになったところで違和感を感じ

眼球を表面から圧迫すると 露出部がぷよぷよと動きました。

危ないところでした。

もう一つは 蝶形洞上部からのさらさら出血

バイポーラ モノポーラで焼灼しても止まりません。

ソーブサン ボスミンキシロカインガーゼで圧迫してもダメ。

ふと 以前 頭蓋底に交通したときのことを思い出しました。

そのときは 下甲介粘膜を頭蓋底との交通部にあてて圧迫し

事なきを得ました。

今回も 念のため 同様の手技で出血点を下甲介粘膜でカバーし

その上を ソーブサンとベスキチンガーゼで 徹底的に圧迫しました。

幸い 術後出血の様子はありません。

患者さまご本人に

上記内容をそのままご説明し

できるだけ自宅で安静を心がけていただくようお願いいたしました。

どんな手術でも

決して気を抜かず 慎重におこなうことが大切

そのことを 改めて感じさせていただく 貴重な経験となりました。

本日も 感謝感謝でございます。









関連記事
スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

おひさまさん

Author:おひさまさん
おひさま耳鼻咽喉科のいまへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR