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ESS術後も 創の回復に湿潤環境が重要

一年ほど前 から

ESSの術後パッキングを ベスキチンガーゼから

ソーブサンとよばれる止血綿のみの充填としておりました。

(慈恵会医科大学耳鼻咽喉科で用いられている方法を参考にしました)

これは止血効果が非常に高いのですが

術後 手術操作をおこなっていない 鼻の入り口に

固いカサブタが付着して 周囲の粘膜を溶かすことがあり

これが 課題となっておりました。

最近 この一年間用いていなかった ベスキチンを再登場させ 

鼻の入り口粘膜をカバーすることを 試みております。



これが 結構良い感触です。

さらに 一週間前 手術をさせていただいた患者様には

術後 鼻の入り口に留置していただく綿球の留置期間を

通常 ガーゼを抜去するまでの3日ほどのみだったのを

その後も 継続してつめていただくよう お願いしてみました。

本日 術後 10日目に診察させていただいたところ

鼻内に 認められたのは 悪さをする固いカサブタではなく

湿潤した ゼリー状物 でした。

ゼリー状物は 容易に吸引清掃することができます。

さらに うれしいことに 術創の治癒が きわめて早い印象を得ました。


皮膚の傷は 

昔 頻繁に消毒してガーゼでカバーする方法が 一般的でしたが、

フィルムでカバーして 湿潤な状態を保つ方法に 変わってきています。



鼻内の創も同様のことが 言えそうだ

ということが 本日 何となく 確信されました。

本日 手術をうけていただいた患者さまにも

できるだけ長い期間 綿球を詰めたままにすることを お願いするつもりです。



そんな新鮮な経験を積ませていただけることに

感謝感謝でございます。







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