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鼻骨骨折とコーンビームCT

数日前 お子さんが会談の上から落ちてきて 鼻にぶつかったとして

時間外に上越病院を受診し CT検査で 鼻骨骨折を指摘。

翌日 ご自分で鼻の頭を指で押さえたら 痛みが治まったが

骨折が 治っているのか どうなのか 確認したい

とのご希望で 受診された 患者さま


ぱっとみた 外観上は 問題ないように感じられましたが

コーンビームCT検査では 左鼻翼部が陥没骨折していることが 示唆されました。


左鼻のつまりを感じるため 治したいとの ご希望をいただきましたので

ワルシャム鉗子とよばれる 鼻骨骨折矯正用の器具を

粘膜表面を十分麻酔した 左鼻腔内に挿入し

麻酔ガーゼの下から 骨折部を圧迫すると

パキッと音がしました。

これは 矯正が うまくいったことを示す うれしい音です。



矯正後は 下の写真

上の写真と比較すると 左鼻の凹みが治って 鼻筋が通っていることがわかります。

ご本人さまにも ご満足いただけたようです。


本日も コーンビームCT が 大活躍してくれました。



昨日 東京で開催された 第一回耳管開放症研究会に勉強のため参加

そのついでに 下の内容で発表をしてまいりました。

20140704-2.jpg

20140704-3.jpg

インプラント治療をおこなう 歯科クリニックでは

コーンビームCT検査を導入している施設が かなりあるようです。

上越地域でも 私の知る範囲で 6件 。


一方 耳鼻科クリニックでは まだまだ普及がすすみません。

隣の 富山県では なんと ゼロです。

導入コストが 決して安くないことが ネックとなっているようですが

歯科クリニックの導入状況と比較すると 寂しさを少々感じます。

患者さまのために とてもとても有用な この機器が

全国の耳鼻科クリニックに 広く普及することを 願っております。

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