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術中 咳発作

本日 午後 両側鼻ポリープのある患者さまの手術をさせていただきました。

ポリープのある患者さまは 喘息傾向のある場合が多く

術前の点滴に 気管支拡張剤とステロイドを 混注して 発作を予防してきました。

この患者さまは 喘息なし と 断言しておられたため

術前の 喘息発作予防薬を投与しませんでした。

ただ、拡張期血圧が100以上と高く 交感神経が緊張気味であることが示唆され

手術直前 血圧を下げる薬 リラックスの薬を 投与させていただきました。 

脈拍の上昇も認められ 交感神経緊張を抑える薬も追加

予定通り手術を開始させていただきました。

手術途中から 咳発作が出現し始め

血中酸素濃度は十分保たれていたのですが

喘息発作に準じて 気管支拡張剤とステロイドの吸入と点滴を施行

さらに 超久しぶりに 酸素吸入をさせていただきました。

私は 日頃から 手術の完全遂行よりも 安全第一としておりますので

手術操作は ポリープとその基部となる篩骨洞の一部を開放するにとどめ

早々に終了とさせていただきました。

鼻中隔突出部の切除 と 下鼻甲介粘膜の焼灼も施行させていただき

鼻の通りをよくする目的は 十分 達成できたと思われます。


お話を伺うと

最近 咳が多くでると感じておられたとのこと

鼻にポリープがある患者さまでは

喘息傾向があるもの考えて 対処すべき 

また 交感神経緊張を抑える薬は 咳 や 喘息を 起こすことがあるので

使用は 慎重に ということも 改めて実感させていただきました。


手術が終わると

患者さまは 術中とは別人のように 落ち着き

咳 出血 ともになく 

奥様の運転するクルマで 元気に 帰宅されました。


開業医でありながらも

病院勤務時と同様 ちょっとした刺激をいただきながら

診療をさせていただけること

それを支えてくれるスタッフに 改めて 感謝感謝でございます。


今月は 20日からしばらくお休みをいただきますので

3月の手術は本日のみ 4月まで 手術は しばらく おこないません。

休み中は クリニック玄関の汚れた外装のリニュアル

さらに ネブライザ装置の更新 など を 予定しております。


リニュアルを迎えるクリニックを 楽しみにお待ちくださいませ。



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