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多発性鼻ポリープへの工夫

本日 両方の鼻腔に多発性のポリープが充満している

男性患者さまの手術をさせていただきました。

これまでは 術前 3-4回表面麻酔ガーゼを入れ直し

ポリープにかくされた奥まで 麻酔が浸透するよう工夫しておりました。

今回

内視鏡下手術に入る前処置として

3回目の麻酔ガーゼ交換時に 顕微鏡下にシェーバーで ポリープの減量をさせていただきました。

目的は 

ポリープにかくされた深部への確実な麻酔

術善の 視野拡大にともなう 手術操作の安全性増大

さらには 手術時間の節約を 期待いたしました。

20130806.jpg

一番上の写真が 無麻酔の状態 :みずみずしいポリープが鼻腔に充満

真ん中が 表面麻酔をおこなった状態 : ポリープが赤黒く縮小

一番下が 内視鏡下手術の開始直前 : 鼻腔が広く副鼻腔の手術操作に移行しやすい



副鼻腔の手術を行う上で

鼻腔のポリープ 鼻中隔の突出 鼻甲介の腫脹 などが

副鼻腔へのアプローチを妨げる要因となります。

ときに

副鼻腔の操作より 鼻腔の前処置操作に苦労することがあります。

これを 内視鏡手術の前処置として行えば

副鼻腔手術の時間的余裕が生まれ

手術の安全性 確実性が これまでよりも 高まるのではないか?

と 考えた次第です。



シェーバー装置の柄が ZEISS顕微鏡と干渉することが 課題とわかりました。

開業初期に導入し ZEISSに取って代わられている

OPTOMIC顕微鏡 が 役立つときかもしれません。

新しい工夫を思いついて

実践するときは いつもワクワクいたします。
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