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再発性上顎嚢胞

14歳と3年前の二回 両側のいわゆる鼻根本手術を受け

その後も、右の頬が時々腫れて痛むため

針で膿を抜く治療を受けてきた患者さまが受診されました。


CTでは 両側上顎に複数の嚢胞が認められました。

患者さまのお話から、痛みの主因と思われるのは

右上第6番目の歯根に接する小さな嚢胞と推定されました。

上顎嚢胞1

鼻から外側に離れた部位の嚢胞は

手術をおこなっても再発しやすく根治が難しいです。



針で刺すだけでは、再発を繰り返すだけなので

麻酔薬を浸した綿球で粘膜表面を麻酔

さらに局所麻酔注射をおこない 

膿がわずかに出てきた部位を目標にして切開開窓しました。

嚢胞は、予想よりも深い部位にあったため

開窓した道がふさがりにくいように

シリコーンチューブをドレーンとして留置しました。

上顎嚢胞2

膿が口の中にぬける道が わずかな小さい穴の形でも残れば

頬が腫れることは防げると思われます。



本日もゆっくりした外来ですので、

このような手術をおこなったり、

診療時間中にブログを作成アップしたりしています。


検診でカードをもらった子供たちが来院するようになると

またばたばたし出すのかもしれないな と思っております。
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