新型コロナ抗原検査

昨年の新型コロナ流行開始以来　当院では　ＰＣＲ検査のみをおこなってきました。

最近　発症2－9日の症例では

抗原検査が　ＰＣＲ検査とほぼ同等の信頼性を確保できることを知り

４月２６日から　導入開始いたしました。


対象は　臨床的に　新型コロナの鑑別を要すると　判断された　発熱症例です。

当院でのキーワードは　白血球数減少です。

これまで　１８例さまに　施行。

ずっと　陰性でしたが　本日　初めて　陽性となりました。




体調が良好で　軽症の方ですので　たぶん療養施設での経過観察となる

と　推定されます。


ちなみに　当院での　ＰＣＲ陽性例も　ごくごくわずかです。


ＰＣＲ検査の欠点は　検体採取から　結果判明まで　一晩要することです。

その間　もやもやした気持ちで　結果を待たねばなりません。


一方　抗原検査は　約五分で　結果がでます。

検査した　直後に　結果がわかり　　

迅速に　次への対応ができる

　　陰性であれば　診察室へ　ご案内し　さらなる診察が可能

　　陽性であれば　保健所へすぐ連絡

これは　とてもとても　大きい進歩です。

抗原検査導入を　私に　積極的に　プッシュしてくれた　妻に　感謝感謝でございます。