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聴力検査ボックス増設

本日 午後 聴力検査室の隣に リオン社の聴力検査ボックスを 増設いたしました。



左は建築時にヤマハの製品で作っていただいた聴力検査室ですが

遮音性能が今ひとつ 

診察中 大きな声で泣く お子さまの声が わずかに入ってしまう 課題がありました。 

今回の増設を最初に考えたのは 1年前ですが 

適当な場所がないと判断し 先送りしておりました。

今回 実際に 設置してみたところ 

最初から この場所に設置することを想定したかのように

ジャスト ピッタリサイズ でした。

これに ともない 聴力検査装置(オージオメータ-)も 一台 増設いたします。

これまでの聴力検査室も そのまま 使えますので

お二人の患者さま を 並列で聴力検査をおこなえます。 

純音聴力検査 と 語音聴力検査

チンパノメトリ- と 純音聴力検査を 並列でおこなうことも可能です。

さらに うれしいことに 4月から 常勤スタッフが 1名増えます。

ABRなど 脳波計の聴力検査も 充実できるかも?など

そんな新しいことを考えて ワクワクしております。
 
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お休み明けは 大忙し

本日は 休み明け

午前半日診療の受付でしたが 70名以上の患者さまを診察させていただき

終了は 午後4時過ぎとなりました。

記憶に残ったのは 6歳の男の子

昨夜から39度の発熱 今朝からのどの痛み

インフルエンザ迅速検査で陰性

次に行った 溶連菌迅速検査で陽性反応を認めました。

咽頭扁桃の発赤と腫れが強く かなりつらそうな印象でした。

診察が終了して 次の患者さまの診察中

相談室で患者さまと一緒にいらしたお母さまから

ヘルプのお声がかかりました。

言ってみると 患者さまが 白目をむいてぐったり 意識がほとんどありません。

以前 熱性痙攣で上越病院で治療を受けたことありとの お母さまのお言葉から

高熱にともなう熱性痙攣 (+咽頭腫脹にともなう血中酸素低下?)が 推定されました。

すぐに 患者さまをベッドへ抱きかかえて移動

アンビューで 呼吸補助 

アイスノンでクーリング

モニターを装着 

酸素吸入を準備

点滴ラインの確保を試みましたがうまくいかず 断念

(点滴ライン確保は必須でなく むしろ気道確保 血中酸素濃度アップ クーリングが優先と判断)。

心拍数は160

血中酸素濃度は 60%台と低下していましたが

アンビューでの呼吸補助で 80%以上に上昇 

さらに 酸素吸入で 100%近くとなりました。

ほとんどなかった 意識は徐々に復活。

解熱剤の座薬を 投与。

ある程度落ち着いたところで 上越病院小児科ドクターに受け入れをお願いし

救急車をコールして 上越病院へ向かっていただきました。

当院で アンビューを使ったのは 本日が初めて

酸素ボンベを使用したのは 超 久しぶりでした。

と このブログを書いているちょうど 今

お母さまが クリニックに置いていったクルマを取りにいらっしゃいました。

お話をうかがうと ポカリスエットのような点滴を受け

抗生剤を処方されて 入院せず 帰宅となった

との ことでした。

本日も 刺激のある 充実した診療をさせていただき

そして 無事に 過ごさせていただき

感謝感謝でございます。


ところで

今回の お休みは グアムへ 出かけてまいりました。
20160322-2.jpg
目的は ハミルトン島で かなわなかった ジェットスキーに 乗ることでした。

とても フレンドリーな 現地スタッフに 30分間 同乗してもらい

ホテル裏の 浜辺から すぐ出発

この写真に広がる海 遙か向こうから 手前 さらに 奥までの

とても 広いエリアを 30分間 

たっぷり ハッピーな 操縦を させていただきました。

途中 フィッシュの多いダイビングポイント で 小休憩

ウミガメにも ちょっと 出会えました。

ゲップがでそうなくらい 十分な体験で もう ジェットボートは 十分と感じました。

意外に楽しかったのが レンタカーでの 島内ドライブ

ナビを予約してあったのですが

現地にいってみると 返却が遅れ 今ナビはない との そっけない返事。

地図だけを 頼りに ドライブしましたが 案の定 迷いまくりました。

最後に ガソリンを満タンにして レンタカーを返すのですが

これまた やり方が 日本と異なり さっぱり わかりません。

マシンのヘルプボタンをおしてみましたが スタッフは 出てきてくれず

隣でガソリンをいれていた お客さんに 少しだけ コツを教わり

あとは 何とか いろいろ 試してなんとか できました。

この ちょっとした苦労が 楽しい 思い出となりました。


脳が求めているのは 酸素と マンネリでない刺激的な体験。

そんなことを 改めて感じた 本日でございました。

ポールンロボの目が青に

いつも 白い ポールンロボの目が

本日 初めて 青になりました。


スギ花粉飛散量が 少し増えたようです。

20160316-2.jpg

もっと 増えると さらに 色がかわります。

本日は 前半最後の 診療。

午前48 午後71名様 を 無事診察させていただきました。

月統計で見ると 丁度ぴったり1000名様でした。

本日 これから 成田へクルマで向かい

明日から 3泊4日の リフレッシュ旅行を させていただきます。

ご迷惑をおかけいたしますが、 どうぞご了承下さいませ。

 

顕微鏡下の鼓膜形成術

本日は 冷凍保存してある組織を使った 鼓膜形成術を施行させていただきました。

外耳道が広い方で 顕微鏡下にも視野十分



最後に 電子スコープの 広い視野で確認させていただきました。

本日で 例年通りに 忙しい3月の半分が 終わります。

明後日から しばらく お休みをいただきます。

ご迷惑をおかけいたしますが、 ご了承くださいませ。

3月の雪景色

今朝は うっすら雪がつもりました。

朝日と青空の中 綺麗な雪景色を 眺めさせていただけました。


ポールンロボのデータでは

全国的(上)にも 当院データ(下)でも スギ花粉飛散量は 少ないようです。

20160312-2.jpg

その一方で 目のかゆみは しっかり私の目にも自覚されております。

本日受診の患者さまも

鼻の症状は 例年より軽いけれど 目のかゆみがつらい

と おっしゃるかたが 少なくありません。

本日は 78名さまを 診察させていただき

午後2時過ぎに 無事終了いたしました。

昨日も かなり忙しく 私の体力は低下気味でございます。

明日は どこへも出かけず

クリニックで テキストの原稿書きに専念したいと思っております。

本日も 無事過ごさせていただき 感謝感謝でございます。 

花粉症診療がスムーズに!!

昨日 は 今シーズン初めて

しっかりとした 花粉飛散を観測しました。

夜 私の目はチリチリ 鼻もつまって

マスクをしながら睡眠しました。

本日は その影響で 花粉症の患者さまが 多数ご来院。

今シーズン作成した アンケートとクスリの説明が 大活躍。

マーカーで ラインをいれながら 患者さまのご希望を確認し

クスリの説明を とてもスムーズにおこなえました。

午前60 午後70あまり の 患者さまに受診いただきましたが、

お昼休みをしっかりとらせていただき

夜も 午後7時にちゃんと終了できました。

本当に 感謝感謝でございます。

スギ花粉 徐々に飛散

本日は 午前中 直江津の 高齢者福祉施設へ出かけ

耳の日 の ボランティア 活動をしてまいりました。

記憶に残ったのは 目が子供のようにきらきらした101歳の男性

お顔にしわが少なく ぱっと見た目は70代です。

秘訣は何かな?と思って 昔のお仕事をお伺いすると

骨董品やさん を して 全国をまたにかけておられたとのことです。

自分の好きな仕事を 自分の責任で 楽しんで行ってこられたようです。

私は ただ長寿なのはどちらかといえば不幸 健康長寿こそが幸せ と 感じます。

その秘訣を お教えいただいたように 感じました。

さて 今日は 私の目と鼻が 花粉に反応しております。

ポールンロボでも ぼちぼち 花粉とダストの検出量が増えているようです。



一方 気温は24度近くまで 上昇したようです。

20160306-2.jpg

花粉とダストは苦手ですが オープンで走るのが 最高に気持ちよい季節となりました。


この1月 某社から あるテキストの執筆依頼をいただきました。

(論文投稿が苦手な私にとって ご依頼は とてもありがたいことでございます)

これまで 写真や文献 当院のデータを集めてきました。

教科書やテキストを 執筆されている先生方の ご苦労が改めて わかりました。

本日は ゆっくりじっくり ワードで 本格的な作成作業をおこなえました。

合間に ロータスで 近くのコーナーを 走り リフレッシュ

とても充実した 日曜を過ごさせていただけましたことに

感謝感謝でございます。

いよいよ スギ花粉飛散開始

昨日 当院の ポールンロボで スギ花粉の それなりの飛散を 観測いたしました。

私は 目のかゆみ少々と 頭痛 を 感じました。

幸い 本日の 花粉飛散は ほとんどありませんが

スギ花粉症患者さまが それなりに 受診されました。



今シーズン 作成した アンケートと クスリの説明が 大活躍。

この用紙に マーカーで ラインをいれながら 

私と 患者さま 双方が 納得できるクスリを 選択説明できるようになりました。


おまけの話題ですが

サントリーの自動販売機を 昨日 撤去していただきました。

開院時の 何がなんだかわからないときに 

何となく すすめられるまま 設置したものですが

当院には 不要 と 私が判断いたしました。

自動販売機が なくなった場所は すっきり

医療機関にふさわしい 外観になったと 満足いたしております。

本日も 充実した診療を させていただけたことに

感謝感謝でございます。

 



B型インフルエンザはしたたか?

B型 インフルエンザ が しっかり 猛威をふるっているようです。

本日は 2月中旬にA型インフルエンザに かかり 治癒したのち

B型インフルエンザにかかった 患者さま(お子さま)が お二人 いらっしゃいました。

写真は そのうちのお一人

4日前 から 発熱と 咳 があり

発症2日目 かかりつけの小児科で インフルエンザチェックをうけ 陰性

対症療法をうけてきたものの 症状が改善しないとして

本日 当院を受診。

溶連菌などの細菌感染のチェック目的に 内視鏡検査をさせていただきました。

私の経験では インフルエンザは 

粘膜がごく少々赤い程度で 汚れがほとんどないのが特徴

一方 溶連菌を代表とする細菌感染では 

上咽頭のアデノイド組織を中心に 汚れが目立つのが 特徴

と 感じております。



この患者さまでは 

鼻粘膜から上咽頭にかけて 汚れはほとんどなく 粘膜に斑点状の赤い部位を 認めました。

青枠内の 上咽頭アデノイド組織に その特徴が顕著に認められます。

内視鏡検査 の あとに おこなった

迅速検査の結果が インフルエンザB 陽性  溶連菌 陰性 でした。

この患者さまのお母さまから うかがったお話では

インフルエンザの予防接種をちゃんとうけ

インフルエンザ予防効果をうたっている R1ヨーグルトを毎日食べている

とのことでした。



世の中 これがよい と 宣伝されていることは 必ずしもそうではないこと

また 教科書に記載されていることとは 異なることもある

ダメなときは ダメ

状況に応じて 開き直って そのとき 最善と思われることを おこなうことが 一番

と 改めて 感じさせていただきました。

サージトロン で 舌腫瘍摘出

本日 舌裏に できもの が あるとして 

10代後半の男性に 受診していただきました。

イボウイルスによる良性腫瘍 パピローマの印象です。

お話を伺うと 家族からとってくるように 言われてきた とのこと。

良い器械が 最近 入ったので  さっそく これを使って とりましょう

と お話しして そのまますぐに 切除術を施行させていただきました。

良い器械 とは サージトロン の ことです。

局所麻酔を注射したのち 針メスで ピー と 焼きながら 短時間で切除できました。



舌は出血しやすく

金属メスや剪刀でカットしながら 通常のバイポーラで止血するのは 大変です。

これまで 今回のような患者さまに 積極的に 手術をおすすめしておりませんでしたが、

サージトロンを導入してから 当院でおこなえる手術の幅が 一気に広がりました。 

このほか  副耳切除 耳介血腫開窓術 も 最近 おこなえております。

本日午後の 鼓膜形成術では 耳後部切開に サージトロンを使い 良い感触を得ました。

ちょうど良い時期に サージトロンを導入できたこと

本日も 充実した診療をさせていただけたことに

感謝感謝でございます。
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Author:おひさまさん
おひさま耳鼻咽喉科のいまへようこそ!

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