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静かな 仕事納め (外は雪模様です)

本日 仕事納めの 土曜日

いつもの土曜日より 20名ほど少ない 50名さまを

ゆったりと 診察させていただきました。

本年も 無事 終了

感謝感謝でございます。



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テーマ : 診療の記憶
ジャンル : ブログ

年末はいつも土曜日モード?

昨日 水曜は 午前午後ともに患者さまに多数(116名様)ご来院いただき

さらに 手術処置として

チュービング 二件 

下鼻甲介焼灼 鼓膜切開 上顎洞穿刺 それぞれ一件 

無事施行させていただきました。

その後 午後7時半を少し過ぎて

上越 休日夜間診療所での 勤務も 無事させていただきました。

本日 木曜は 半日ですが 64名様 に 受診いただき

ただいま午後2時半過ぎ 無事終了いたしました。

年末年始のお休みを はさむ今の時期は 例年 診療が混雑するようです。

体力 気力を失わず 動いてくれる身体と

支えてくれる 妻やスタッフに感謝感謝でございます。

テーマ : 診療の記憶
ジャンル : ブログ

外耳道閉塞症

片側耳の 外耳道が閉塞している 成人男性

現代の医療でなんとかならないか?と 受診されました。


コーンビームCT検査を させていただきました。 

上の図は 正面から見た 前額断(冠状断)スライス画像
 
外耳道が 軟部組織だけでなく骨も閉鎖しており

外耳道と中耳の間に存在すべき 鼓膜もなし

中耳は 鼓室腔 乳突蜂巣が形成されているものの

耳小骨の形成不全がありそう ということが わかります。


下の図は 耳のある側頭骨を 外側から見た立体再構成画像です。

外耳道の骨トンネルがありません。

20131224-4.jpg

純音聴力検査では

外耳道の閉鎖した 耳の

骨導(内耳)聴力は正常

ヘッドホンを使った 聴力は 約60dB

健康な耳は きわめて正常でした。


耳たぶの形がきれいで 

外見から外耳道が閉鎖していることは ほとんどわからない状態でした。

右耳の聴力をアップするという目的では 骨導補聴器 という方法もありますが

健側の自然な聞こえと 機械を使った側の聞こえが ぶつかり合う 可能性があり

現状のまま 何も手を加えず経過をみるのが よろしいでしょう

もし 健側の聴力が 失われるようなことがあれば

その時点で どうするか 考慮すればよろしいでしょう

と 説明させていただきました。






テーマ : 診療の記憶
ジャンル : ブログ

鼻出血治療の決定版? ソーブサン

連休に入る 先週 土曜日

高血圧の治療薬を処方されているものの 自己判断で中止

一方

血液をさらさらにするワーファリンをしっかり服用中の患者さまが

鼻出血がひどいとして ご来院されました。


右鼻腔粘膜の複数箇所から にじむような出血を認めました。(図の写真上)

キーセルバッハとよばれる 鼻中隔前部からの出血であれば

電気焼灼で ぴたりと止血することができるのですが、、、、、、。


血圧測定すると 160/90以上、、、

通常 このような患者さまでは 

鼻腔内にガーゼをしっかりパッキングして

安静のため 入院していただくことをおすすめしてまいりました。 

この患者さまにも 入院が望ましいだろうと ご説明する一方

ダメもとで ソーブサン(止血綿)を 出血部位の粘膜の上にかるく置いてみました。

30分ほど 診察室内のいすで休んでいただいたあと

鼻内を観察すると 下の写真のように しっかり止血していました。


連休中に 再度出血する可能性が高いだろうと 推定し

ソーブサンを新しいものに入れ替え

連休中 出血したときは 中央病院を受診するようにお願いいたしました。

本日 再診され なんと出血がまったくなかったとのことでした。

鼻内も ほぼ問題なしでした。



ソーブサンを使い始めて 約一年。

最初は その止血能力を信頼できず 

止血剤(ボスミン)に浸して 鼻腔に入れておりました。

2ヶ月ほど前から 何も浸さず ソーブサン単独で フワッと出血部位に当てることをトライ

綿状のソーブサンが 血液を吸収してゼリー状になると 止血効果を示すようです。

軽く当てるだけなので 術後 つらい鼻つまりが ほとんどなく

術後の治癒過程も早い印象です。

20131224-3.jpg


術中 比較的多量に出血した 若い男性でも

術後出血覚悟で ソーブサンのみでカバーすることをトライ 

それでも 術後 ほとんど出血なし でした。

ボスミンを浸すと 血液吸収をおこなえないので 本来の効果をだせないと思われます。

20131224-2.jpg

今回 ワーファリンを服用中の高血圧患者さまでも

あらためてソーブサンの素晴らしい止血力を確認することができました。


これまで 鼻出血の場合

パッキング(圧迫)をしっかりすることが重要とされていました。

パッキングをうけた 患者さまは 鼻が詰まって

口だけの呼吸となり とても つらい 思いをしておられました。


ソーブサンをフワッと入れることで 十分止血できるとすれば

患者さまは とても楽に過ごせることでしょう。


本日も 新しい経験をさせていただきました。

誠に 感謝感謝でございます。


テーマ : 診療の記憶
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高さ170ミリ 直径120ミリのCTを初撮影

本日 久しぶりに モリタ製作所の担当者さまが ご来院

修理に出されていた(代替え機器であることを忘れていました)

CR(コンピュータで読み取るレントゲン)の読み取り装置

が 戻って参りました。

ついでに コーンビームCT検査について ご相談

高さが100ミリまでしかとれないのが ネックと

お話したところ

高さ170ミリ 幅120ミリの撮影が可能であることを

初めて? 教わりました (導入の頃 聞いたのかもしれませんが、、、)

丁度 本日 午後

顎関節から 鼻 下顎までの 広い範囲に痛み、違和感を訴える患者さまが

来院されましたので

この範囲でCTを 初めて撮影させていただきました。

その 立体3D画像が 下の図です。



撮影時 撮影装置の一部が 患者さまの肩に 

当たる可能性が生じるため 注意が必要ですが

十分に広い 撮影が可能なことを知りました。

症例を選んで 利用させていただきたいと思いました。


最近 アールエフ社が 破格値で コーンビームCTを販売しております。

モリタ社は フェラーリ相当の価格

アールエフ社は レクサス ベンツ BMW アウディの中上級程度 


モリタ社のCTは 画像の質 ソフト 撮影範囲に優れていると思われますが、

コーンビームCT市場が 荒れそうな予感です。


テーマ : 診療の記憶
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北側の白い外壁をレフレッシュ

クリニック 北側の白い塗り壁は 

開業一年を過ぎたあたりから 苔や錆のようなシミが生じておりました。

塗り壁は汚れが目立つので避けたいと 設計時 お話したのですが その通りでした。

クリニック建築業者さまに 幾度か修繕依頼をいたしましたが ノーレスポンス


そこで 昨年 車庫の建築をお願いした別の業者さまに依頼したところ

迅速に動いていただき

写真のように 白いガルバニウム板で 汚れた壁面をカバーしていただきました。

上が 工事直前

下が 工事後 です。



20131218-2.jpg

ガルバニウムは 汚れに強い材質ですので 安心です。

予想していた以上に美しい仕上がりとなり 他の壁面が見劣るようになりました。

せっかくですので

北側以外の壁面も 同様の作業をお願いしたいと 思いました。



これから 家の建築に白い壁をご予定のかたには

決して塗り壁にせず、 

ガルバニウムなどの頑丈な素材をおすすめさせていただきます。

テーマ : 雑記
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左上半規管裂隙症候群 聴力低下に関係??

以前から 左耳が右耳より聴力不良と自覚し受診された患者さま

純音聴力検査で 左聴力が内耳性に低下しているのを確認

20131216-5.jpg

教科書的には まず 聴神経腫瘍の鑑別が必要とされます。

CT検査で 2方向(上下 前後)で内耳道を観察

左右差はないようでした。

20131216-3.jpg

一方 昨年一時期 興味を持って 100例様ほどチェックさせていただいた

上半規管の裂隙が 聴力低下のある 左側に認められました。

次の写真は

上半規管に沿ったスライス

これは 耳管を観察する手法を応用したもので

昨年は 使わなかった方法です。

20131216-4.jpg

立体画像でも 左に裂隙が示唆されます。

20131216-6.jpg

最近調べている 耳管は 中耳とともに問題ないように

感じられました。
20131216-7.jpg

コーンビームCTの診断能力のすごさを実感させていただいております。

テーマ : 診療の記憶
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左右別の歯性病変?

上顎から 鼻にかけての違和感を感じた患者さま

本日 CT検査を施行させていただきました。

20131216-2.jpg

右上 奥から二番目の治療歯根部が 上顎洞内で折れているように見ます。

一方

左上 奥から一番目と二番目の歯根に 上顎洞側にふくらんだ嚢胞のようなものが見えます。

歯科ドクターへの 診療情報提供書を記載させていただくとともに

CTデータとビュアを DVDに保存して お渡しさせていただきました。

CTの記録をブログに残そうと決めてから

私にとって 新鮮味を感じられる 患者さまの経験を

次々と させていただいております。


誠に 感謝感謝でございます。


テーマ : 診療の記憶
ジャンル : ブログ

舌に刺さった異物(種子?)

数日前から 左舌の奥が痛むとして受診された患者様

舌の赤く腫れた部分の中心に何か入り込んでいるように見えました。



耳垢鉗子で除去すると 痛みが改善したとのこと。

取り出したものを 顕微鏡で拡大してみたのが 下の写真

服によく付着する イネ科の種子のように 見えました。

舌に刺さった異物は 初めての印象があり

ブログに 残させていただきます。

テーマ : 診療の記憶
ジャンル : ブログ

本格的な冬の到来

今朝 今シーズン初めて

イチコさまのローダーが 駐車場の除雪に出動してくださいました。

いよいよ 本格的な冬に 入ったんだなあ

と いろんな意味で 感慨深く感じました。

ふと撮影した写真に 故障したクルマが写っておりました。

雪の降り始めは クルマのトラブルがもっとも生じやすい時期と思われます。



通年 夏タイヤのクルマには しばらく お休みいただきます。
20131214-2.jpg

通年 冬タイヤの AWD車にご活躍いただきます。

(レクサスAWDは 妻が通年愛用)
20131214-3.jpg

などと 贅沢を言わせていただけるのも

私の身体が健康で 妻や元気なスタッフがささえてくれること

そして 当院をご利用くださる たくさんの患者さまのおかげと

感謝いたしております。


アイチケットの発券プリンタトラブルは

本日9時20分頃 代替機器が発想され 無事 復旧いたしました。

発券プリンタの優秀さを 改めて知るよい機会となりました。

テーマ : 雑記
ジャンル : ブログ

右耳管狭窄症の方の 耳管CT

右耳閉感(難聴)が ご自分で耳抜きをすることで改善する患者さま

耳抜き前 の 聴力検査
赤ラインの右聴力が高音域を中心に低下しています
20131213-3.jpg

耳抜き後 

左右差は残っていますが 赤いラインが上に移動(聴力改善)しているのがわかります。

耳抜きの前後で こんなに聴力が変わるものなのか?

と 少々驚きを感じました。

20131213-2.jpg

この患者さまの 耳管に沿ったCT画像です

斜め後ろ方向から 両側の耳管を観察しています。

耳管の空気ラインは 左右ともに中耳腔の下端から咽頭まで遮断されています(黄矢印)

遮断された長さが 左よりも 右患側が少々長いようにも見えますが

スライスのずれに伴う影響もあるかもしれず、何とも言えません。

20131213-1.jpg

こんな感じで 耳管に沿った面のCT画像と臨床所見の比較を

ブログに残してゆこうと思っております。

( パソコン上にデータを置くと 
 
  私の場合 どこにおいたかわからなくなり 整理不能となりがちなのですが

  ブログにのせておくと キーワードで 簡単に検索できるのが 便利です

  日頃の診療で 患者さまへの説明にも 役立っております )


ご覧いただいた先生からの ご意見お待ちいたしております。

テーマ : 診療の記憶
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アイチケットの発券プリンタ故障

本日午後 アイチケットのネット受付に対応して

発券をおこなうプリンタが 故障いたしました。

せっかくネット受付をしていただいても 

ID番号など患者さまの情報がわかりません。

受付スタッフの判断で ネット受付をストップ

臨時に 電話による受け付けをさせていただきました。




20131213-5.jpg

10月に パソコンやプリンタが次々と故障し修理をおこないました。

しばらく落ち着いていたのですが

発券プリンタにも 疲労が蓄積していたと推定されます。

新しい発券プリンタが 明日10時頃届くとのこと

明日も電話での対応となりそうです。。


この経験が 後から思い返すと 良いことにつながった

と 言えるように 落ち着いて対応したいと思います。



 

テーマ : 雑記
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耳管開放症ではない方の 正常?耳管CT

昨年 上半規管裂隙症候群に興味を持ち

めまいや 難聴の方に 耳レントゲンとして

中耳CTをさせていただきました。

その中で 加齢に伴う難聴のみと判断された患者さまで

先ほどと同じく 耳管方向に沿った CTスライスの作成を試みました。

ところが これが難しかったです。

なぜならば 耳管の空気のトンネルが 途中で途切れてしまうからです。

(耳管が開放していないから ある意味当然ですが、、、、)



20131211-3.jpg

あらゆる方向でトライしてみましたが

この写真のように 中耳から 咽頭方向へ向かう 空気のトンネルは

途中で完全に閉鎖していました。


ということは、、、

この前のブログでアップさせていただいた画像は

典型的な 耳管開放症 ということかもしれません。



たくさんある 過去のCT画像を 検討すれば

耳管の解剖学的な内容について 博士論文が書けるくらいの

りっぱな内容になるかも などと 感じます。


ただ、私は 細かい作業を黙々と続けて 論文にまとめるのが苦手です。


私のクリニックにあるデータで 検討したい

と 考える先生がいらっしゃれば 喜んで提供させていただきます。


その際は データの提供元に クリニック名と 私の名前をいれておいていただければ幸いです








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耳管開放症のコーンビームCT画像

2週間前から 両耳で自分の声が反響するとして

本日受診された 65歳女性

純音聴力検査は 左右とも35dB程度の感音性(内耳性)難聴

チンパノメトリー(鼓膜の動きの検査)は 異常なし

自分の声が響くという症状から 耳管開放症が疑われました。

耳管は 通常 閉鎖していて

つばを飲み込む嚥下動作や

あくびのように大きく口を開けたときのみ 一時的に開きます。

この耳管が もとに閉鎖せず 開放したままとなるのが

耳管開放症です。

耳管を開く動作に関連する 神経、筋が過緊張ぎみとなった状態

もとに 交感神経緊張亢進があるのでは

と 推定しております。

画像的な診断としては

鼻の奥(上咽頭)の耳管開口部を内視鏡で観察する方法が 一般的です。

この方の耳管開口部は 一番下の写真のように

大きく開いている印象を得ました。

本日は さらに 最近私が新たに興味をもち始めた

コーンビームCT検査で 耳管の状態を観察することを 試みました。

通常に撮影して スライス観察すると

前後 左右 上下の 3方向からの観察なのですが

3D立体画像を再構成(ボリュームレンダリング)するソフトを使うと

画像を 好きな方向に自由に回転できるようになります。

(ボリュームレンダリングは 骨折の診断に重宝します)

中耳と 上咽頭の間を斜めに走行する耳管に沿って

観察するスライスを 本日はじめて作成してみました。

それが 下の写真

一番上が 耳管に沿って前後方向(冠状断)で観察したスライス

二番目が 耳管に沿って横方向(矢状断)で観察したスライスです。

耳管を 青矢印で示しています。



中耳腔から上咽頭まで 耳管のスペースが開いているのが

くっきりと観察できます。

このスライスで耳管を観察してみたのは 初めてですので

これまでに 耳のCT検査をさせていただいた

耳管開放症ではない 患者さまの 耳管を同じスライスで観察して

比較してみたいと思っております。


また 新しく 興味をひかれることを 見つけました。

感謝感謝でございます。

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大きな術後性頬部のう腫 内容を吸引

3ヶ月前から 右頬の腫れと圧迫痛ありとして 本日 上越病院を受診

耳鼻科医不在のため 当院を勧められ(感謝感謝) 受診されました。
 
高校生の頃 両側の鼻根本手術を受けておられ

術後性頬部のう腫の可能性が高いと推定されました。

CT検査で 右上顎の広い範囲に均一な軟部陰影を認め

一部は 鼻内へ膨れているのも確認されました。

内視鏡検査で 下鼻甲介の下(下鼻道)に

大きく腫れた部分が認められました。

20131210-4.jpg

根治的には 手術が望ましいでしょうとお話しして了承をいただき

ひとまず ぱんぱんに腫れている頬を何とかしましょうということで

鼻内の腫れている部分に 18Gの針を穿刺(もちろん表面麻酔をしました)

嚢胞の内容液を 約30ml吸引いたしました。

下の写真は 上から

吸引前 右頬の腫れたお顔

真ん中右が 茶色の内溶液を吸引中

下が 吸引後 頬の凹んだお顔 と 注射器

20131210-3.jpg

なぜか 今年の夏以降は 術後性頬部のう腫の患者さまを

診察し手術させていただく機会が増えています。

そういう経験を積みなさい ということなのだろうと感じております。

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中耳真珠腫 新潟市民病院へ紹介

約3年前から 右軽度の難聴を自覚

数日前 右耳から出血あり として 受診された23歳男性

鼓膜上部(弛緩部)に白っぽい肉芽をともなう陥凹を認めました。

聴力検査では 20dB程度の 軽度の伝音性難聴

真珠腫を疑わせる鼓膜所見です。

20131210-1.jpg

CT検査をさせていただくと

予想通り 中耳鼓室の上部に肉芽が充満している状態が確認されました。

診断は 弛緩部型の中耳真珠腫

治療は 手術による真珠腫の摘出と破壊された鼓室の再建

経験豊富な施設として 

日頃 お世話になっている 新潟市民病院へ紹介させていただきました。

きっと あっと驚くきれいな仕上がりにしていただけることと思います。

新潟市民病院のドクターは

紹介時だけでなく 手術記録 術後経過まで

逐次 詳細にご報告いただき、安心してお任せできます。

これこそが 病診連携の手本 と 感じます。


現時点の上越地区では 残念ながら いまひとつの場合が多い印象です。

病院ごとのポリシーの問題なのでしょうか??

私は 病院スタッフ一人一人のサービス意識の問題だと思います。

テーマ : 診療の記憶
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術後性頬部のう腫・ 又は 歯根周囲炎?

11月末から 右上歯ぐきから頬にかけての違和感を自覚

お近くの歯科を受診され 歯ではなく 副鼻腔の問題だろうとして

受診された 66歳男性

15年ほど前 右鼻根本手術(頬の裏を切る昔の術式)を受けておられます。

20131210-2.jpg

CT検査では 右上顎に本来ある上顎洞の空洞がなく

軟部組織と骨が充満した術後状態です。

この軟部組織に 嚢胞が存在することがよくあり

術後性頬部のう腫と 呼ばれます。

内視鏡による鼻内からの副鼻腔手術では 理論上 術後性頬部のう腫を生じません。

症状から この術後性頬部のう腫が 疑われますが

周囲の骨が圧迫されているような印象が少なく

なんとも はっきりしません。

一方 上顎の下方に 歯根周囲炎が示唆される所見を認めました。


私は 歯科の教育を受けておりませんので

基礎となる知識は 患者さまを診察させていただいた経験のみです。


術後性頬部のう腫 と 歯根周囲炎の合併 かも??

などと 感じた次第です。

この 患者さまは 抗生剤を服用していただき

経過をみて 今後の治療をどう進めるか

ご相談していくことになるでしょう。

コーンビームCTで見た耳の前額断

本日は なぜかCT検査をさせていただく患者さまが 多い日でございました。

朝は 左の高度突発性難聴の患者さま

聴神経腫瘍で 内耳道に左右差を認めることあり

両耳を含めて CT検査をさせていただきました。

いずれも 前方から見た 前額断(冠状断)

3枚目の図は モリタ製作所さまのソフト(IC for ENT clinic)からの引用です。

外耳道 鼓膜 中耳(耳小骨)内耳 内耳道まで通じたスライスで

左右を比較して確認することができます。

この患者さまでは 内耳道に左右差を認めませんでした。




20131209-3.jpg
20131209-1.jpg

大学や病院勤務時

このように 耳を 前方からの断層画像で 詳細に確認することは できませんでした。

コーンビームCT という 新しい機器の出現によって

クリニックレベルでも 高度が画像診断ができる

すばらしい時代になったのだなあ、、 と 改めて 感慨深く感じました。

また 大学病院や 地域の中核病院にこそ

コーンビームCT装置を 積極的に導入されるべき

そうなれば 診断レベルがアップするとともに 

医学生 研修医 スタッフの教育にも かなり有効だろう

とも 感じました。



従来のマルチスライスCTよりも被爆が少なく 

詳細な画像診断を簡単にできるコーンビームCT装置が

患者さまのために より普及することを祈って

しばらく 当院のコーンビームCT施行症例を

ブログに アップさせていただこうと 思います。

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鼻部裂傷 鼻骨骨折 鼻出血

日頃 ワーファリン(血液凝固阻害剤)を服用している 80歳男性

昨日 午後 転倒して 鼻部を打撲 出血

夕方 上越総合病院を受診されました。

現在 上越総合病院は常勤医師が不在のため

循環器内科ドクターが 対応してくださいました。

鼻出血に対して 止血ガーゼの鼻内への留置

CTで鼻骨骨折の確認

鼻部裂傷に対する 縫合

ワーファリンを処方する 開業主治医への連絡と 内服ストップ

耳鼻科常勤医師が不在のため 当院へ紹介。

すべて 一時的対応としては ほぼ完璧と思われます。




当院で再確認させていただいたCTでも

しっかりとした鼻骨の陥没骨折が認められましたので

鼻出血の止血処置とともに 鼻骨骨折矯正術を施行させていただきました。


私が上越総合病院に勤務していたとき

現在 副院長の循環器内科ドクターが中心になり 

救急医療に積極的に取り組んでいることに共感し

私も ほんの少し 仲間入りさせていいただいたことがありました。

現在も 相変わらず、可能な限りベストの診療を目指しておられることに

うれしさを感じさせていただきました。


人間 常に向上心を持ち続けること

それが 大切だなあ と 改めて感じました。





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口蓋の腫瘤→歯性膿瘍??

数日前から? 口蓋にできものができたとして 受診された男性

下の口腔内写真のように 歯の汚れが目立ちます

CT検査で 左3番目?の歯根あたりに 口蓋歯槽骨が溶けた所見を認め

歯性の膿瘍を形成し 一部が口腔内の粘膜突出をもたらした

と 推定されました。

20131206-2.jpg

病院の口腔外科へ紹介状を作成

県立中央病院をご希望いただき 予約の電話を入れたところ

非常に混んでいて 1月20日以降になるとのこと、、、

ビックリしました。

手術予定がいっぱいであれば 私も理解できますが

初診患者さまの受付人数枠を極端に少なく制限しているとしか 考えられません。

ネットで調べると 3人のドクターが常勤のようです。

私が病院に一人で勤務していたときは

どんなに忙しくとも 紹介患者さまを断ることはいたしませんでした。

医療も サービス業のひとつである と 

日頃 考えている 私にとっては 

考え方が 時代の流れから かなり外れているなあ

と 呆れてしまいました。




患者さまには 

本日 受け付けてくださるとお返事をいただいた

新潟労災病院口腔外科へ受診していただくことをお願いしました。

新潟労災病院 口腔外科さまに感謝感謝でございます。


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溶連菌による頚部リンパ節炎

昨夜から 首のリンパ腺が腫れ 微熱もある

として 受診された 4歳の男の子

指でつまめるほど大きく腫れたリンパ腺が

両側の上頸部(顎下部)に 認められました。

咽頭粘膜の所見は 少し赤いかな? という印象

溶連菌迅速検査で しっかり陽性反応がでました。



抗生剤を処方させていただきました。

大きなリンパ腺の腫れが これで小さくなるのでしょうか??

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冬を迎える直前の南葉山

北陸新幹線の試験走行が始まる

という 新聞記事を眼にして

もしかすると 試験走行の様子を みられるかも、、、

と 期待して お昼休み 久しぶりに 南葉山へドライブ




残念ながら 期待には添えず

後から 調べると

本日は まだ 試験走行が始まっていないとのことでした。。

それでも

冬を 迎える 直前の 南葉山キャンプ場の 貴重な姿をみさせていただきました。

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扁桃腫瘍の切除摘出

本日午後は 比較的落ち着いた外来でした。

そんな中 扁桃腺のあたりにできものがある として 受診された患者さま。

確かに 左扁桃腺の上部に 良性と思われる腫瘍が 認められました。

外来に余裕があり ご本人のご希望もあり

そのまま腫瘍を切除摘出 病理組織検査に提出させていただきました。

20131204-2.jpg

麻酔は 4%キシロカインスプレーをしっかり

術後出血を避けたいので 腫瘍の基部を電気メスで焼灼してから

剪刀で 切除いたしました。

病理組織検査の結果が出る 二週間後あたりの再診をお願いさせていただきました。

本日は 久しぶりに 夕方6時30分前に 診療が終了いたしました。

平穏無事なことに 感謝感謝でございます。


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ハンター舌炎 ビタミンB12で改善

舌の表面はざらざらしているのが普通です

(舌乳頭というものがあるからです)

下の写真のように舌の表面がのっぺりつやつやしていると

舌乳頭が萎縮していることが示唆されます。



この患者さんに

ビタミンB12を2週間処方させていただいたところ

舌のつやつや感が減少

自覚症状も改善しておられました。

ハンター舌炎と呼ばれるようですが、

実際に ビタミンB12で 改善するのをみさせていただいたのは

私の経験の記憶の中で 今回が 初めてです。 


テーマ : 診療の記憶
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一側性副鼻腔炎と歯根病変

昨日 富山で 学会発表を してまいりました。





スライドを pdfでご覧いただけます。(クリックしてください)


20131202.jpg


コーンビームCT検査で 

歯根の炎症が関係する副鼻腔炎を的確に診断できるようになった

と いう内容です。

課題は 病変が見つかった場合

その後の治療を どのように すすめるか だと思われます。

開業しても 病院勤務時と変わらず

新しいと感じる内容を発表させていただけることに

感謝感謝でございます。





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おひさまさん

Author:おひさまさん
おひさま耳鼻咽喉科のいまへようこそ!

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