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仕事納め

本日は 仕事納め

例年のように バタバタすることなく

いつもの土曜日と変わりなく 無事 診療が終了いたしました。

外は とても良いお天気です。

20121229-2

11月に当院を受診していただいた 0才の子の 

お父様から 匿名でお電話によるご意見をいただきました。

受診にはお母様が同席されたようですが

診察時 頭を強く固定されたため

頭部に 血腫(皮下の青あざでしょうか?)が出来た。。。とのことです。

(すでに消えているとのことです)

当院では 血腫ができるほど強い力で頭を固定するのか?

と ご質問いただきましたので

小さいお子様は どうしても動いてしまうことが多いため

安全確実に診察をおこなわせていただくためには 

頭をしっかり固定させていただくことが必要と考えております。

動く力の強いお子様に対しては、固定の力を強めにせざるをえない場合もあるかもしれません。

ただし 血腫ができたというご意見をいただいたのは初めてです。

力加減が強すぎたようであれば申し訳ごさいません。

今後 注意させていただきます。

と お答えさせていただきました。


お父様から

診察時の頭の固定が医院のポリシーなのであれば

親によっては 子供の頭を固定されることをイヤに感じる場合もあるので

安全のため 頭を固定するということを 掲示してほしい

との 貴重なご意見をいただきました。


さっそく

中待合に掲示してあった 診察時のお願いの

3 に 明記させていただきました。 

20121229

別の患者さまから 

ジェネリック薬品を好まない患者もいるので

その可否を聞いて欲しいという 

ご意見も いただいておりましたので

これに関しても 2に記載させていただいております。


日々の診療内容に安住することなく

ステップアップすることが必要と考えておりますので

この二つのご意見を ありがたく頂戴させていただきました。


来年もよろしくお願いいたします。
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テーマ : 診療の記憶
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スタッフの足下を暖める優れもの

冬期間の朝 診療室では 足下が冷えます。

私の足下には プラズマクラスターのヒーターがありましたが

診療を介助してくれるスタッフが 足下の冷えに耐えていることを 

最近 妻から 伝え聞きました。

これを 解決するため

ジョーシンで ダイソンのhot+cool を 購入し

顕微鏡のそばに 設置いたしました。

20121228-2


価格は日本製品より 割高な印象ですが

羽がなく 熱すぎない 柔らかく暖かい風が 出てきて 安全です。

リモコンは マグネットで 頭部にちょこんと固定され

デザインが とてもグッドです。

高いと言っても チューブを留置する鉗子よりも 安価です。

(医療器具は すべて割高です。 仕方がありません)

これで スタッフの職場環境改善につながれば お安いモノでしょう。




待合室は キッズルームから中待合まで 

足下が冷えないように 床暖房を完備しております。

また 暖かい空気を下に回すシーリングファンも設置されております。

( いずれも設計士さまからのご提案でした。 感謝です )

それでも 待合室が 寒いと感じられることがあれば

遠慮なくスタッフに お申し付けください。

( 逆に暑い場合も ご遠慮なくどうぞ )

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優れもののチューブと挿入鉗子

最近 クスリでコントロールできない中耳炎のお子様に

鼓膜切開 または 鼓膜ドレーンチューブの留置

をさせていただく機会が増えています。

それだけ難治性の中耳炎が多いという印象です。

現在 もっとも優れていると感じているチューブがスター型です。

これまでは 耳用の鉗子を工夫して挿入に使用していましたが

名優 と いう会社から

専用の鉗子があるとのダイレクトメールが届き

即 オーダーさせていただきました。

次の写真は スター型チューブと 専用鉗子の先を

クローズアップしたものです。

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本日 午前診療の最後に

新しい専用鉗子を使わせていただきました。

あれま!! 簡単!!

何の苦労もなく ちょうど良い位置にチューブが納まりました。

優れモノに出会えたときの うれしさを感じさせていただきました。




12月22日に中央病院へ紹介させていただいた

披裂喉頭蓋炎の患者さまが 来院され

無事完治退院されたことを ご報告くださいました。

感謝感謝でございます。

テーマ : 今日のすぐれもの
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今年もあと一週間です

本日は クリスマスの連休開け

朝から 夕方まで バタバタモードで

約120名の患者さまに受診していただきました。

診療中 右手のしびれ と 眠気を感じながらも

19時30分に 無事 診療が終了いたしました。

例年 年末は バタバタしていたように思います。

体調を崩して 

患者さまや スタッフに ご迷惑をおかけせぬよう

お酒を控えて、十分な睡眠をとり

健康に注意して過ごしたいと思います。




披裂喉頭蓋炎

日頃 複数の糖尿病治療薬を服用

今朝から のどの痛みを自覚して受診された 

70才代の男性患者さま

内視鏡検査で 喉頭蓋(声帯のふた) 披裂部(声帯と食道を隔てる壁)

の粘膜が 水風船のように膨らんでいるのが確認されました。

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受診時 呼吸困難を自覚しておられませんでしたが

このまま 放置しておくと 声門(気管の入り口)が閉塞して

窒息する可能性があります。

土曜日の午後で 申し訳なかったのですが

県立中央病院の 救急担当ドクターに 入院加療をお願いし

快く引き受けてくださいました。

年末年始のお休みも 病院のドクターに休みは ほとんどありません。

感謝感謝でございます。


付 マヤ歴が 昨日12月21日で終わりとなっていることから

 数年前から 2012年は アセンションの年 大変なことが起きる年 と 言われてきました。

 実際に2012年12月22日を迎えてみると それは いつもと変わらぬ土曜日でした。

 何かと理由を見付けて 騒ぎたがるのが 人間の性なのかもしれません。

 天災は 人間の予想を超えたところでやってきます

 それを 予想して 騒ぎ立てるよりも

 実際に起きたときにどうするか または 開き直るか
 
 そして それが起きていないことに感謝して 日々を大切にして過ごすことが重要

 と あらためて感じております。


急な難聴 → 聴神経腫瘍?

検診で以前から左難聴を指摘されていたものの自覚症状なし

本日 左耳閉感を初めて自覚し 受診していただいた患者さま。

聴力検査は 左の低音と高音にそれぞれ低下が認められました。

高音域の低下は 検診で指摘されていたもの

低音域の低下は 今回新たに生じたものと推定されました。 

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側頭骨CT で

内耳道(蝸牛神経 上下前庭神経 顔面神経の四本が通っている骨のトンネル)の径が 

右に比べて左が拡大していると 判断されました。

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このような場合 聴神経腫瘍(神経を包む鞘のこぶ)が

難聴の原因となった可能性があります。

確定診断には MRI検査(他院へ依頼)が有効ですが

すでに 18時を過ぎていたこと

また 鑑別に 急を要する疾患ではないため

ひとまず 突発性難聴に準じた治療をさせていただき

後日 改めてMRI検査を予約させていただくことを お願いいたしました。

コーンビームCTの描出能力の高さを 実感させていただく 貴重な経験でした。

院内感染対策の研修会

本日 午前の診療終了後

待合室にて 院内感染対策に関する研修会をさせていただきました。

スタンダードプレコーション( 標準感染予防策)

消毒 洗浄方法 と 薬剤

咳の出る患者さまへの マスクの必要性啓蒙とマスク提供など

当たり前のようですが 当院の現状を見直しをする良い機会となりました。

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研修会を企画してくださった 関係者さまに感謝感謝でございます。

スキャン & プリントの迅速化

画像ファイリングシステムの 

診療クライアントでUSB接続が不調となった対策として

検査データ や 診療情報提供書などを 読み込む スキャンスナップを

CT担当クライアントに接続しました。

このおかげで

書類の読み込み 読み込んだデータの画像ファイリングへの取り込み作業を 

スタッフに まかせられることになりました。


昨日は さらに プリンタを一台増設して

メインサーバー CT担当クライアントの

いずれからも プリントできるように いたしました。

私が診療クライアントで印刷していた 

聴力検査データを スタッフに あらかじめ印刷してもらうことが可能となりました。

結果として 診療クライアントと それを扱う私の業務が激減し

診療スピードのアップ 待ち時間の減少につながっております。


20121217

診療クライアントの USB不調がきっかけで

思わぬ業務改善につながりました。

一見 悪いことのように見えることも 実はよいことにつながっている 

(世の中は 常に良い方向に向かっている)

ということを実感させていただけるできごとでした。


昨日の選挙で 民主党が大敗 自民党が圧勝しましたが

これも 時代の流れの中で必然なのかもしれません。



付 

ここ数日は 雪が降らず 落ち着いたお天気です。

積雪量の目安とも 言われることのある 

かまきりの巣が今年は低いところにあるらしい 

と 過日ブログに記載いたしましたが

妻から 実際は 昨年より高いところにあるから

ブログの内容を訂正してくれるように と 依頼がありました。

結果は 今シーズンの冬が終わった頃にわかるでしょう。


わたし自身は かまきりの巣の位置や

未来予測に 興味はありませんが

常に 感謝の気持ちを忘れず

未来は良い方向に向かうとの 強い信念(確信)をもって 

日々楽しく過ごすこと が 大切といつも思って 過ごしております。




上眼瞼向き眼振は要注意?

3日前 めまいと両手のしびれ を生じ 総合病院救急外来を受診

他院 脳外科でMRIを受けOK

めまいが改善した後も 後頭部が異様に重い感じが続く として

30代 男性患者さまが 昨日 午後 受診されました。 


めまい検査として 赤外線CCDフレンツエル眼鏡で

眼振(目のゆれ)を 調べさせていただきました。

この患者さまは 頭を左右に倒したとき

上眼瞼方向への垂直眼振が 認められました。

(このように 典型的垂直眼振を見たのは 初めてです)



教科書的には (←クリック)

このような眼振を認めた場合

脳幹部の障害を鑑別する必要ありとされております。

さっそく 上越病院に紹介させていただきました。

耳鼻科と 神経内科のドクターに 診察していただき

幸い 脳梗塞などを疑わせる所見が 認められなかったと

お返事をいただきました。

病診連携の ありがたさを実感させていただく出来事でした。









本年最後のESS カルトスタットでパッキング

本日 午後 

本年 最後の ESS(内視鏡下副鼻腔手術)をおこなわせていただきました。

慎重すぎるくらい慎重派の 男性 患者さまで 

手術を受けることを決断されるまで

また 決断されてからも いろいろと不安を口に出しておられました。

昨日までは 緊張にともなう いろんなハプニングが生じることを覚悟しておりました。

今朝 目覚めると なんとなく 大丈夫という確信がありました。

20121213

実際 本日の患者さまは 

これまでと別人のように 気持ちが とても落ち着いておられ

血圧 心拍の 変動はほとんどありませんでした。

(念のため 気分を落ち着ける薬を少々使わせていただきました)

出血が ほとんどなく

手術は 予定していた以上に きれいに仕上がりました。

確信は 現実に影響をあたえる ということを 実感できました。


最後のパッキングは 

これまで使っていた ベスキチン(創保護剤)を使わず

止血効果を期待できるカルトスタットのみを充填してみました。

カルトスタットには 強力な止血効果とともに

創傷治癒促進 鎮痛効果があると 記載されております。

また 術後 無理に抜去する必要がないため

抜去時の痛みを 生じません。


慈恵会医科大学や 新潟大学の先生方も

同様の方法をおこなっておられるとのことです。


術後の経過が 良いことを 十分期待できると確信しております。


開業後も 手術の工夫をおこなえる

喜びをえさせていただけることに 感謝感謝でございます。







一瞬の停電でちょっとしたトラブル

本日 午前診療中 瞬間的な停電を生じました。

(カミナリが影響したようでした)

無停電装置(蓄電池)がついている 電子カルテは問題なしでしたが

画像ファイリングの関連装置に 問題を生じました。

ネットワーク接続が おかしくなり 

CT検査を含めた 画像の取り込みができなくなりました。

いつものように モリタ製作所の担当者さまにお電話

パソコンの再起動とともに

ネットワークのハブ装置の電源を 

一度抜いてから さしなおしてリセット

これで なんとか復帰しました。

長めの停電であれば ネットワークハブも リセットされたのでしょうが

瞬間的な停電では ダメだったようです。

ネットワークのトラブルに ハブのリセットが有効なことを 経験できました。


今回の経験から 

画像ファイリングの関の装置にも 

無停電装置を設置していただくことをお願いいたしました。


午前の診療が 無事終了し 

平穏なお昼休みを迎えられたことに 感謝感謝でございます。

週末は大荒れでした。

土曜日から始まった 荒れたお天気は

かなりの降雪を伴いました。

昨日は 上越新幹線が停電でストップ

高速道路もストップしていたようです。

20121210

昨日から 久しぶりの 雪かきを開始しました。

けっこうな運動量のようで 息が上がります。

筋肉トレーニングと 有酸素運動を兼ねた

有効なエクササイズの ひとつかもしれません。

イチコさまによる 駐車場の除雪作業も 今日から始まりました。

天候荒れ模様の12月8日

本日 土曜日は荒れ模様のお天気です

強風のため JR特急はストップ

ご講演いただく教授は タクシーで富山からいらっしゃることになったそうです。

お帰りもタクシー、、、。

長旅でお疲れになると思われます。

せめて 高速道路が通行止めにならないことを 祈っております。

さて

11月の診療データがまとまりました(←)ので更新させていただきました。

最近 抗生剤を使っても中耳炎を繰り返す小児患者さまに

鼓膜切開 または 中耳換気チューブ留置を

お勧めすることが多くなっております。

これが 中耳換気チューブ留置件数の増加に つながっていると感じました。


テーマ : 診療の記憶
ジャンル : ブログ

開院から3年間の異物統計

20121207

明日 富山大学の新教授を 上越へお迎えして講演会がおこなわれます。

その前座として 発表する 異物統計のスライドができあがりました。

結構 おもしろいデータがでたなあと 感じております。

私の 咽頭異物体験動画も のせました。

180例 にも およぶ カルテを スタッフが見なおし

私のわがままなお願いに沿って 統計データをまとめてくれた成果です。

感謝感謝でございます。

pdfファイルのスライド(動画も動きます)をアップ(←クリック)しました。

ご興味を お持ちになってくださったかたは 

どうぞ ご覧くださいませ。




 

テーマ : 今日の感謝
ジャンル : ブログ

今シーズン初の インフルエンザはA型

本日は 午後 両側ESSの手術が予定されておりました。

メインスタッフが 午後15時30分に

お子さんの学校に出かける用があるとのことでした。

これに間に合わせるためには 手術を13時頃には開始したいところです。

朝一番 12時30分には診療を終えると宣言

気合いをいれて 土曜日モードでがんばりました。

40名以上の患者さまに 受診していただきましたが

宣言通り ほぼ12時30分過ぎに 終了できました。

そんな中 今シーズン初めてインフルエンザ陽性の 患者さまをみさせていただきました。

20121206

写真の通り A型です。

12才の男の子 

お母様に対して インフルエンザの出席停止期間の基準が

昨シーズンまでは 解熱後2日経過 でしたが

今シーズンから 解熱したとしても 発症から5日間は自宅療養が必要

となったことを 説明させていただきました。

お薬は 一回の吸入ですむ抗インフルエンザ薬と 

無難な解熱鎮痛剤を処方させていただきました。


外来診療に自己宣言が有効だったので

手術の開始時にも 14時30分までに終了すると宣言してみました。

13時頃 開始 14時過ぎに終了し

患者さまは14時30分過ぎに 無事ご帰宅されました。


宣言することの パワーを実感できた 本日でした。

夕方 手術患者さまの経過も良好なようです。

感謝感謝でございます。

テーマ : 診療の記憶
ジャンル : ブログ

12月1日は初雪

今朝は 薄暗い空模様でしたので

クリニックの看板を点灯させていただきました。

小雨が 雪に変わり始めました。

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お昼前には しっかり雪が積もり始めました。

20121201-2

一説では 積雪の目安とされる カマキリの巣

大雪だった 昨年は 高いところに作られていたそうですが

妻の話しでは 今年は 低い位置に作られているそうです。

本日程度の 小雪でおさまれば 冬の上越も過ごしやすいのですが、

さて 今年の冬はどうなることやら です。

テーマ : 雑記
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